自作ツールワゴンと溶接の夏|10代から集めた道具たちと再会する日

自作ツールワゴンと溶接の夏|10代から集めた道具たちと再会する日
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こんにちは、fukumomo3_Photo(@fukumomo7_com)です。

とある整備工場で感動したツールワゴン。

明らかに自作で、全ての道具たちが整理整頓されて並んでいる。

「相棒たちがずらっと並んだツールワゴンを作りたい!」思い立ったのは10代のとき。

今回は、2022年、免許を取ったことを「きっかけ」に溶接の虜になった記憶を振り返る。

10代から集めた相棒たちと向き合う作業小屋

2022年7月:アーク溶接の『特別教育終了書』をもらう

アーク溶接の本

2025年、テキストを開くと赤いマーカーで線が引いてある。

今でもこの時学んだことは、頭に焼き付いている。

技術はもちろん「安全を教えてくれた」本。

アーク溶接(溶接)に必要な保護具

この中で一番必要となるのが、『防じんマスク』

資格取るまで知らないでマスクしないで作業してた。

溶接作業をやった翌日必ず喉が痛くなったり痰が絡んだりした。

だけど、マスクするようになってからそれがなくなりご飯が美味しくなった。

次に、必要なのが『足カバー』

無しでやってもいいけど「覚悟」が必要。

スパッタ(金属粒)のデカイやつが靴紐の穴から入る。

トムとジェリーのトムの背中に火の粉が入ったシーンのようになる。

2025年の現在も溶接のスパッタの火傷のあとが残った。(この時スニーカー)

最後に、あると便利なものが溶接ヘルメット。

自動で瞬時に遮光してくれるので、目が焼けることを防ぐ。

そして最大の利点は、『両手が使える』ので安全に作業ができる。

免許がなくてもアーク溶接はできる

自作ツールワゴンの最初

労働安全衛生法は、『事業者が「労働者(従業員)」を危険から守る』ために定めた法律。

事業者(雇い主)と労働者(従業員)という関係性があって初めて成立する。

個人事業主は、法律上「事業者」だが「労働者」ではない。

なので、『事業者の義務の対象外』となる。

でも、取ると「アーク溶接の資格を持っている人」と言う自覚と責任が生まれる。

この、「自覚と責任」が「安全に作業」して素敵な作品を残したいという気持ちになり楽しい。

荒々しく無骨なイメージで制作しました

って、ヘタクソな溶接の言い訳。

だけど、2025年の今でも元気に作業小屋で相棒たちを守っている。

高速切断機とプラズマカッターの場所

高速カッターとプラズマカッター

当然だけど、高速切断機は、グラインダーの数倍早いスピードで切断できる。

さらに、角度が決められるので、枠を作ったりするときには必需。

プラズマカッターは、100v-200vの「おもちゃでしょ?」

だけど、2025年の現在も、この「おもちゃ」は活躍中👇

『エンジンだけで金属を切る!CUT50プラズマカッターをカット能力テスト』

卓上ボール盤用作業台

卓上ボール盤

作業台の上に固定する予定だった。

だけど、「滅多に使わない」のでここで待機。

ちなみに、画像のドリルの置き方は間違いで「刃を上向に」

って、インスタで指摘されて「ああ!そうだよね」って学んだこと。

10代の頃から集めた工具を整理整頓した夏

整理整頓された道具

高級な道具はひとつもないけど、自分にとっては大切な相棒達。

また、古い何かが壊れて直すとき、特別な道具や必要な機械も買うだろう。

自然のサイクルが乱れている現在、化石燃料で動くバイクや車はもう動かしてはいけない。

わかっているけど、あと少しエンジンと遊んでいたいって願うから、古いものを直して長く付き合う。

「リサイクル」の影に隠れた「使い捨て」直して再利用できない構造の電化製品やおもちゃ達が多い。

壊れたら直せるデザインで開発することも「リサイクル」であり「使い捨て」がなくなることだと思う。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

fukumomo3_photo

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