自作廃油ストーブの作り方|DIYで実践する暖房・燃焼システム

自作廃油ストーブの作り方|DIYで実践する暖房・燃焼システム
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こんにちは、fukumomo3_Photo(@fukumomo7_com)です。

「廃油ストーブを作ってみたい」と考えているあなたへ!

バイクや車のオイル交換をすると、使い終わった廃油の処理に困ります。

そこで、「この廃油を有効活用できないか?」と考え、廃油ストーブを自作することにしました。

このブログでは、実際に私が廃油ストーブを自作した全工程を詳しく紹介します。

材料費の詳細や必要な工具、失敗したこと、失敗しないためのポイントまで、実体験をもとにまとめました。

溶接などの機械そろえ、手順をしっかり守れば意外と初心者でも作れるので、「廃油ストーブを作ってみたいけど、何から始めればいいの?」という方は、ぜひこの記録を参考にしてみてくださいね。

※本記事は、個人による廃油ストーブ製作のDIY記録です。
作業および使用はすべて自己責任のもとで行い、火気や可燃物の取り扱いには十分ご注意ください。
また、室内や密閉空間での使用は危険を伴うため、必ず換気や安全対策を徹底してください。

廃油ストーブとは?自作するメリット

バイクや車のオイル交換後のオイルは、自治体のゴミの処理方法によって燃えるゴミとして廃棄できる地域ならば、吸収剤で吸い取り捨てることもできるでしょう。しかし、それができない地域では、ガソリンスタンドに引き取ってもらうなどの手間がありました。

それを解決してくれるのが、廃油ストーブです。

私のように、数台のバイクや車のオイル交換を自分でやるのならば、廃油ストーブは有りなDIYですよ。

では、今から少し廃油ストーブの説明をしますね。

廃油ストーブの仕組みと特徴

廃油ストーブの燃焼の仕組み

  • 廃油供給:電気ポンプや重力で廃油を燃焼室へ送る
  • 予熱:燃焼室を加熱し、廃油を気化しやすくする(バーナーや灯油などで初期加熱)
  • 気化燃焼:高温になった廃油が気化し、空気と混ざって燃焼
  • 吸気調整:空気の供給量を調整し、燃焼を安定させる
  • 排気処理:煙突を設置し、燃焼ガスを屋外へ排出

廃油ストーブの種類

  • 重力供給式(自然流下式)
    • タンクから自然に廃油を供給し、燃焼室で燃やすタイプ
    • 構造がシンプルで電源不要、DIY向き
    • 燃焼の安定性がやや低く、調整が必要
  • ポンプ供給式(強制供給式)
    • 電磁ポンプなどを使って廃油を燃焼室へ送るタイプ
    • 燃焼が安定しやすく、効率が良い
    • 構造がやや複雑で、電源が必要

今回は、ポンプ給油式を作りますね。

一般的なストーブとの違い

  • 燃料の違い:灯油やガスではなく、廃油を利用できる
  • 予熱が必要:廃油はそのまま燃えにくいため、初期加熱が必要
  • 燃焼の仕組み:気化燃焼を利用し、高温で安定した燃焼を行う
  • コストが安い:廃油を再利用するため、燃料費がほぼかからない
  • 環境への影響:廃油を処理せずに活用できるが、適切な燃焼制御が必要

面倒だけど廃棄するオイルを燃やすことができることが、大きな違いですね。

廃油ストーブを自作するメリットとデメリット

廃油ストーブを自作するメリット

  • 廃油の有効活用:捨てるはずのオイルを燃料として再利用できる
  • 燃料費の節約:灯油やガスを買わなくても暖房が使える
  • 高い熱量:廃油は燃焼効率が良く、しっかり暖が取れる
  • DIYの楽しさ:金属加工や溶接のスキルが身につく
  • エコな暖房:廃油を燃やして処分することで、環境負荷を低減

廃油ストーブを自作するデメリット

  • 作成のハードルが高い:溶接や金属加工の知識・工具が必要
  • 予熱が必要:廃油はそのままでは燃えにくく、初期加熱が必須
  • 煙や臭いの問題:燃焼が不完全だと煙や臭いが発生することがある
  • 安全対策が必要:火災や一酸化炭素中毒のリスクがある
  • 設置場所の制限:室内では使いにくく、換気の良い場所が必要

では、メリットとデメリットを理解して、安全に作っていきましょう。

廃油ストーブの自作に必要なもの

実際に入手した方法を書いておくので、参考にしてくださいね。

必要な材料と入手方法

廃棄ボンベ(ミドボン)・肉厚パイプ(3m)

  • スクラップ業者や解体業者から処理済みのボンベを譲ってもらう
  • ネット販売(メルカリ・ヤフオクなど)で「ガス抜き済み」のものを探す

台座・柵電磁ポンプ・タイマーなど

  • ホームセンター(コメリ)
  • ネット販売(Amazon)

必要な工具

  • 溶接機(アーク溶接)
  • グラインダー(プラズマカッター)
  • ドリル(ボール盤)

廃油ストーブの作り方(実践編)

では、ここからは、実際に作ったときの、インスタグラムのストーリーズにアップした画像を見ながら説明していきますね。

設計・図面の作成

今回は、『特別付録:1/20スケールのペーパークラフト』で本番前に作ったペーパークラフトや『設計図なしでもOK!模型でイメージを膨らませよう』の模型は作りません。したがって、設計図も図面もない状態から形にしていく作業となります。

しかし、頭の中に、イメージがなくては、何も作ることができないので真似をして作ります。

アラジン38型です。

では、このストーブのデザインと構造を真似して廃油ストーブを作っていきますね。

チムニーを作る

チムニーにするミドボンは、円柱となります。したがって、画像のようなものを作業台に仮溶接すれば回転させてグラインダーやプラズマカッターなどで真っ直ぐカットすることができます。

今回は、プラズマカッターを使用して回転させてカットしました。

100V-200V併用プラズマカッターの単相200Vでカットしました。

チムニー(煙突)の役割と特徴

  • 排気の役割:燃焼ガスや煙を外へ排出する
  • ドラフト効果:上昇気流を利用して燃焼を安定させる
  • 煙の逆流防止:適切な高さと設置で煙の逆流を防ぐ
  • 熱効率の向上:排気の流れをスムーズにし、燃焼効率を高める
  • 素材の選択:ステンレスや鉄製など、耐熱・耐腐食性のある素材を使用

チムニーのことをリストにしたので、参考にしてくださいね。

プラズマカッターの使い方

  • 準備
    • 電源と圧縮空気(または窒素)を接続
    • 作業場所を整理し、耐火対策を確認
  • 設定
    • 材料の厚さに応じて出力(アンペア)を調整
    • トーチの先端を確認し、適切なノズルを使用
  • カット開始
    • トーチを材料に対して垂直または適切な角度で構える
    • スイッチを入れ、アークを発生させて切断開始
    • 一定の速度でゆっくりと移動させる
  • 仕上げ
    • 切断面のスラグ(溶けた金属の付着物)を除去
    • 必要ならヤスリやグラインダーで整える
  • 後片付けと安全確認
    • 電源を切り、機器の冷却を確認
    • 使用後のトーチやノズルの清掃

プラズマカッターの使い方をリストにしたので、参考にしてくださいね。

ドリルで空気を送る送風パイプを入れる穴を開けます。

ドリルでは、難しいほどの肉厚です。

少し強引ですが、ボール盤を分解して万力に固定しました。底に穴を開けます。

低回転、高トルクでゆっくり切削油を差しながら掘ります。

底の穴あけ完了です。

切り取った頭の部分の真ん中にも穴を開けます。

ボール盤の使い方

  • 準備
    • ドリルビットをチャックに取り付け、しっかり固定
    • 加工する材料を作業台にセットし、クランプで固定
    • 作業スペースを整理し、安全確認(ゴーグル・手袋など装着)
  • 設定
    • 穴を開ける位置にセンターポンチでマーキング
    • 適切な回転速度(材料に応じたRPM)を設定
  • 穴あけ
    • ボール盤のレバーをゆっくり押し下げて穴を開ける
    • 一度に深く押し込まず、少しずつ進める
    • 必要に応じて切削油を使用し、摩擦と熱を軽減
  • 仕上げ
    • 穴が開いたらドリルをゆっくり引き上げる
    • バリ(穴の周囲のギザギザ)をヤスリや面取り工具で除去
  • 後片付けと安全確認
    • ボール盤の電源を切り、ビットを取り外す
    • 切りくずを掃除し、作業台を片付ける

ポイント

  • 材料をしっかり固定することが安全の基本
  • 無理な力をかけず、ドリルをゆっくり進めるのがコツ

ボール盤の使い方をリストにしたので、参考にしてくださいね。

40mmのパイプを貫通させ上下逆さまにミドボンを仮組みしてみました。

少しだけ、形が似てきましたね。

垂直を確認しながら溶接します。

アーク溶接の基本的な手順

  • 準備
    • 溶接機の電源を入れ、適切な電流値を設定
    • 母材(溶接する金属)をしっかり固定
    • 溶接面やゴーグル、手袋などの保護具を装着
  • 溶接棒のセット
    • 電極ホルダーに適切な種類・サイズの溶接棒をセット
    • 溶接する金属の厚みに応じた棒を選ぶ
  • アークの発生
    • 溶接棒の先端を母材に軽くこすりつけてアークを発生させる
    • 安定したアークを保ち、一定の距離を維持
  • ビードを形成(溶接作業)
    • 一定のスピードで溶接棒を動かし、均一なビードを作る
    • 溶接棒が短くなったら、新しい棒に交換
  • 仕上げ
    • スラグ(表面の酸化物)をハンマーやブラシで除去
    • 必要に応じてグラインダーで仕上げ
  • 後片付けと確認
    • 電源を切り、機材を冷却
    • 溶接部の強度や仕上がりをチェック

ポイント

  • アークを安定させるために、一定の角度と速度を意識
  • 適切な電流と溶接棒の選択が、綺麗なビードを作るコツ

アーク溶接に必要な保護具

  • 溶接マスク(シールド):アーク光・火花から目と顔を保護(遮光度 #10以上)
  • 革手袋:高温の火花や熱から手を守る
  • 耐火エプロン or 溶接ジャケット:火花やスパッタから体を保護
  • 安全靴(革製):溶けた金属の飛散に備え、通気性のある靴はNG
  • 長袖・長ズボン(綿製 or 難燃性素材):火花による火傷を防ぐ
  • 防塵マスク or 換気設備:有害なヒューム(煙)を吸い込まないようにする
  • 安全ゴーグル:火花やスパッタが飛んでくる場合の追加保護
  • 耳栓:長時間の作業では金属音や騒音対策も重要

ポイント

  • 肌を露出しないこと!(ナイロンやポリエステルは溶けるのでNG)
  • 火傷・視力障害・吸入事故を防ぐため、最低限マスクと手袋は必須

アーク溶接の基本と保護具をリストにしたので、参考にしてくださいね。

制御盤を作る

鉄板をカットして台車を作り、上下逆さにしたミドボンも溶接しました。

真似する見本(アラジン38型)を見ながら試行錯誤します。

この時の案です。

  • バイクの燃料タンクから蠕動ポンプ(ぜんどうポンプ)で吸い上げ
  • タイマーを使い廃油の制御
  • ボリュームを使用して電動ファンの回転を制御
  • モバイルバッテリーで単独稼働

廃油とファンを制御する回路を作ります。

使用した部品をリストにしたので、参考にしてくださいね。

ケース内に収まるように回路を改造していきます。

絶縁させます。

外して、高くします。

高さを調整しました。

制御盤が完成です。

オートメーションリレーの設定方法

  • 電源接続
    • DC 12Vを「VCC(+)」と「GND(−)」に接続
  • 負荷(出力)の接続
    • リレーの COM(共通端子)NO(通常開)NC(通常閉) に負荷を接続
  • 動作モードの設定
    • ボタン「SET」を押す → 「P-1」「P-2」などのモードを選択
    • 「UP」「DOWN」ボタンで設定変更
  • 時間設定
    • 「SET」を押して時間設定モードに入る
    • 「UP」「DOWN」で遅延時間を設定
  • 動作確認
    • 電源を入れて、設定した時間通りにリレーが作動するかテスト

詳細な設定方法や操作手順については、以下の動画が参考になります。​

オートメーションリレーは、リストと動画で確認しながら設定してくださいね。

廃油タンクを作る

見本(アラジン38型)と似たイメージにするため、廃棄LPガスボンベを仕入れました。

燃料の入口には、水道管の部品を利用しました。

鈴木の木の字の上の穴には、フロート式の燃料メーターを埋め込む予定でいます。

部品を仮置きしてイメージします。

ファンで空気を送り込む部品を作っています。

送風パイプに穴を開ける

4.5mmの穴を28ヶ所交互に開けていきます。

送風パイプを挿入してファンを固定する部品を溶接しました。

制御盤の台と自作ベンダーで外装を作る

制御盤の台を山形鋼を使って作りました。

自作のベンダーで円を作っていきます。

微調整しながら円の径を決めていきます。

隙間を溶接でつなげます。

大小5つの輪が完成です。

手動ベンダーを使った曲げ加工のやり方

  • 準備
    • 加工する金属板やパイプの材質・厚みを確認
    • ベンダーの種類(板金用・パイプ用)を選ぶ
  • 曲げ位置のマーキング
    • 曲げたい位置にマーキング(ケガキ線を引く)
    • 必要なら曲げ代(伸び分)を考慮
  • ベンダーに材料をセット
    • 金属をしっかり固定(クランプやストッパーを活用)
    • 角度を決めてセット
  • レバーを操作し、曲げる
    • ゆっくりと均等な力で曲げる
    • 必要に応じて何回かに分けて曲げる
  • 角度と精度の確認
    • ゲージや定規で角度を測る
    • 必要なら微調整を加える
  • 仕上げ
    • バリ取りや、必要に応じて微調整(ハンマーやプレスを活用)

ポイント

  • 無理に一度で曲げず、徐々に曲げる
  • 金属の反発(スプリングバック)を考慮して、少し深めに曲げる

手動ベンダーの使い方をリストにしたので、参考にしてくださいね。

プラズマカッターを使用して、天板の素材を丸くカットします。

全ての部品を組み付けて仮組みしました。

試運転してみますね。

試運転と調整のポイント

強制的に酸素を送り、気化された廃油を燃やしていますが、穴の位置と大きさが適切でないため、燃焼のバランスが悪いですね。

廃油は、タンクからパイプで、ポンプを使いタイマーで適量がチムニーの底に送られています。

【調整のポイント】

  • チムニーが長いため風量不足
  • 廃油に近い8ヶ所からの炎
  • 廃油とポンプの相性は良い
  • ゴミ詰まりなどで廃油が止まる可能性
  • 燃料メーターの不安
  • ガードを分解清掃できない

次に、以上の点を改良しますね。

失敗からの改良

チムニーと送風パイプを大幅にカットしました。

天板とガード類を分解可能の構造に作り直しました。

風量と廃油を調整して保安部品を作る

タイマーの調整をします。

プレヒート用の灯油置き場を作りました。

フロートが短いようです。

フロートをロングに改造

燃料計の動きをフロートを調整して改善して、E〜Fまで動くようにしました。

火消し蓋を作りました。

完成しました。

【作り足した物】

  • 火消し蓋
  • タール取り
  • 消化器の置き場
  • 灯油入れ置き場

実際に使ってみた感想と注意点

燃費と燃焼効率の評価

今回の廃油ストーブを全開で燃やすと1時間に1ℓの廃油が必要になります。

理由は、まだ調整せず廃油の送る量を多めに設定しているためです。このことから、今後廃油の量を調整しながら風量とのバランスをとれば3時間に1ℓほどの燃費になると予想しています。

燃焼効率は、言葉を選ばなければ『半端ない!』の一言です。

理由は、強制的に酸素を送り気化した廃油を燃やしているのですから完全燃焼するのは当然です。試しに一酸化炭素チェッカーを近づけましたが数値は『0』で安定していました。体感的にも目が痛くなることや、嫌な匂いなどはなく、ただ音がすごいこと、それに比例して熱量が半端ないので、最大燃焼させると近づくのも怖いぐらいです。

使ってみて分かったメリット・デメリット

【デメリット】

  • 燃料と風量の調整をしなければ燃費が悪い
  • 廃油の燃えカスを毎回掃除する手間がある
  • 消火の際煙が出る
  • 音がうるさい

【メリット】

  • 風量と燃料の調整が可能
  • 廃油の種類で燃焼率が変わる
  • 12vのモバイルバッテリーで動く
  • チムニーの表面温度は400°を軽々と超える
  • ケロシンランタンなどに慣れている人なら音も楽しめる

廃油ストーブを使う際の注意点

  • 換気を確保する:一酸化炭素中毒を防ぐため、屋外または換気の良い場所で使用
  • 適切な廃油を使用:水分や不純物が混ざった廃油は燃焼不良や爆発の原因になる
  • 予熱を十分に行う:廃油はそのままでは燃えにくいため、しっかり温めてから使用
  • 火災対策をする:消火器を準備し、可燃物の近くで使用しない
  • 燃焼の調整をこまめに行う:吸気・排気を適切に調整し、不完全燃焼を防ぐ
  • 煙突の設置を適切に:煙の逆流を防ぎ、排ガスを安全に屋外へ排出する
  • 点火・消火は慎重に:急激な油の供給や点火は爆発の危険があるため、慎重に操作
  • 定期的にメンテナンス:燃焼室や煙突のスス・カーボンを清掃し、燃焼効率を維持
  • 法律や規制を確認:自治体の規制によっては屋外使用や燃焼が制限される場合あり

ポイント

  • 安全第一!火災や有害ガスのリスクを考えて慎重に運用する
  • 定期的なメンテナンスで長持ち&安全に使用

ポイントにも書いたように、安全第一で使用してくださいね。

完成動画

真っ赤に燃えミドボンの塗装が焼けて煙が出ますので、換気に気をつけてくださいね。

空気を送る量(ファンの回転数)と廃油の量のバランスが悪いと燃え過ぎて危険です。調整しましょうね。

調整すると青い炎になりますよ。

まとめ 〜廃油ストーブ作りに挑戦しよう!〜

DIYの基本は、行動(Action)・時間(Time)・場所(Space)です。

初心者の方でも、手を動かし、時間を確保し、環境を整えれば、DIYは成功しますよ。

ちょっとしたポイントをまとめましたので、参考にしてくださいね。

廃油ストーブを自作する際に覚えておきたいポイント

  • 安全第一:換気を確保し、一酸化炭素中毒や火災対策を徹底する
  • 適切な材料を選ぶ:耐熱性のある金属や廃棄ボンベを使用
  • 廃油の品質を管理:水や不純物が混ざった廃油は燃焼不良の原因になる
  • 予熱をしっかり行う:スムーズな燃焼のために十分な加熱が必要
  • 吸気と排気を調整:廃油の量と空気量のバランスが重要
  • 燃料供給の工夫:重力式かポンプ式かを決め、適切な供給方法を採用
  • 作業場所を確保:屋外や換気の良い場所で作業し、周囲の可燃物に注意
  • メンテナンスを忘れずに:定期的にススやカーボンを除去し、効率を維持
  • 法律や規制を確認:自治体によって使用が制限される場合があるため、事前にチェック
  • トライ&エラーを楽しむ:試作と改良を繰り返し、自分に合った形を見つける

廃油ストーブはこんな人におすすめ!

  • バイクや車のオイル交換を自分でやる人 → 廃油の処理に困っているなら活用できる!
  • 燃料代を節約したい人 → 廃油を再利用すれば、暖房コストがほぼゼロに!
  • DIYや金属加工が好きな人 → 溶接や工作スキルを活かして自作できる!
  • 屋外やガレージで暖を取りたい人 → 作業場やキャンプ場などで活躍!
  • 環境意識が高い人 → 廃油をリサイクルし、無駄なく活用できる!

最後に

まとめの冒頭にも書きましたが、DIYの基本は、行動(Action)・時間(Time)・場所(Space)です。

今回行動を起こした理由は、以前から廃油ストーブに興味があり自分でオイル交換をするため廃油が溜まっていたことからです。

時間は、週末の空いた時間に、作業小屋(場所)で作りました。

正直、廃油ストーブを作るのは、溶接の技術なども必要となるので敷居が高いかもしれません。以前の私ならば、諦めていたと思います。しかし、なぜ?作れたのでしょう?それは、廃油ストーブに興味が湧き調べ、アラジン38型に似た廃油ストーブが作りたいと『妄想リスト』に長年閉まっていたからです。

もしあなたに、時間がないのならば時間を作りましょう。
もしあなたに、場所がないのならば場所を作りましょう。

全てがそろえば、あなたの『妄想リスト』から妄想が現実に飛び出してくるのです。その時、怖がらず行動してくださいね。そうすれば、必ずあなたの理想の廃油ストーブを作ることができます。

このブログが、あなたの廃油ストーブ作りのヒントになれば幸いです。

長々とお付き合いありがとうございました。最後まで読んでいただいたことを心より感謝いたします。

fukumomo3_Photo

※本記事は個人のDIY記録です。改造や使用は必ず自己責任で行い、火気の取り扱いには十分ご注意ください。

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